整形外科疾患は、小さなお子さんからご年配の方、また外傷から慢性疾患まで多岐にわたります。
骨折や腰痛、肩の痛みなど日常生活で起こる外傷や痛みに関する治療、加齢や活動量の低下によって起こる関節の痛みや運動機能の低下(フレイルやロコモティブシンドローム)など、幅広く対応しています。
患者さんの個々の症状や状態を的確に診断することに努め、ケガや痛みの回復を促進させるために根拠のある治療法を提供するとともに、患者さんの意思に応じて先進的な治療にも取り組んでいます。
また、症状を改善するだけでなく予防の観点から、理学療法士の指導のもと、患者さんが自分で自分の健康を守る方法(エクササイズ・日常生活の注意など)もご提案しています。ご年配の方をはじめ当院を受診する皆さんが、健康的で自立した生活を送ることができるよう適切にサポートします。
患者さんの症状によっては、当院内科と連携した治療や、専門医へのセカンドオピニオン、精密検査、入院、手術、退院後の術後療法など、地域の中核病院と連携して迅速に対応します。
捻挫(骨折や靭帯損傷)や肉離れ(筋肉・腱の損傷)などの急性のスポーツ外傷から運動を繰り返すことで起こるスポーツ障害(疲労骨折や不具合)まで、スポーツドクターの専門的知見を活かして治療を行います。
患者さんお一人おひとりの所見に応じた疼痛治療(内服薬・外用剤・注射・消炎鎮痛処置など)や理学療法士による運動療法(アスレティックリハビリテーション)により身体機能の回復と再発予防を目指します。